日本のかたち茶会 | 2011at弘道館 | cha-shitsu

日本のかたち茶会 特別茶室

今回、日本のかたち展出展デザイナーの「特別茶室」を用いてお茶会をいたします。

草木義博氏(空間デザインワークス)「Ra SHOIN」

空間デザイナー草木義博氏がMilano Fuori Salone 2007で発表した、和紙による組み立て式 茶室[Ra SHOIN]
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繊細な紙から透ける外の風景や光を感じる事ができる茶室です。
今回、弘道館の北庭に設置。(天候により、仕様変更になる場合がございます)
空気を纏うような「居場所」をご堪能ください。

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酒井コウジ氏(シエスタインターナショナルアソシエイツ)
「どうらく庵」


インテリアデザイナー酒井コウジ氏のデザインした、レブユニットによる組み立て式で、移動な可能な茶室風個室ユニット。2010年Milano Fuori Saloneにて発表。
もてなしの心を形にした茶室は、日本独特の空間です。
その伝統を重んじつつも、いぐさのボードを用いて新しいアイディアとデザインによって創造された「どうらく庵」。
どこでも手軽に設置可能で、遊び心と合理性を兼ね備えた空間。
いままでにない素材感をお楽しみくださいませ。

23日「日本のかたち 茶会」は、この二つの特別茶室でお茶を召し上がっていただけます。

※ 特別茶室はでお茶を召し上がっていただくのは、「日本のかたち展 茶会 23日」のみです。
  23日以外の呈茶は、弘道館の卒啄斎写しの茶室にて行います。悪しからずご了承下さいませ。
  

呈茶 弘道館茶室

日本のかたち展会期中、毎日呈茶を行います。1000円(入場料込み)作家オリジナルの主菓子もお楽しみいただけます。

弘道館 表千家の啐啄斎写しの茶室

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弘道館(こうどうかん)は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1736-1807)が1806年に創立した学問所です。淇園は開物学という独自で難解な学問を創始しましたが、詩文や書画にも優れた風流人で、門弟3千人とも言われました。
啐啄斎写しの茶室は7畳敷。往時の旦那衆が数寄の限りを尽くした本格の茶室をぜひご覧ください。