有斐斎 弘道館とは
歴史上の弘道館(こうどうかん)は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1736-1807)が1806年に創設した学問所で、私立大学の先駆とされています。淇園は「開物学」という独自で難解な学問を創始しましたが、詩文や書画にも優れた風流人で、山水画は円山応挙に劣らずと評されたほどでした。門弟3千人とも言われ、多くの文化人と親交を結び、また亀山藩や膳所藩など、地方に賓師として招かれました。弘道館は、この址地辺に建てられた石碑(註)にちなみ、名付けました。また、有斐斎(ゆうひさい)は、淇園の号のひとつです。
(註)弘道館前に、「皆川淇園弘道館址」の標石が建っています。淇園の居宅は『平安人物志』(明和5年〔1768〕刊行)に「中立売室町西入町」とあり、弘道館はその西隣に建てられました。現在の「皆川淇園弘道館址」の標石は大正年間に上長者町通側に建てられたものですが、この標石から北へ細く長くのびる露地の先に弘道館の敷地が広がっており、その位置は中立売通寄りです。
弘道館の活動について
弘道館は、日本の伝統にこめられた深い知恵と類い稀なる美への精神性を、意識的にくみあげることによって、未来の京都、未来の日本にとって必要な、新しい知恵をつむぎだすための高度育成機関となるべく、多くの方々のご協力を得ながら、活動をいたしています。
*現在、皆川淇園を考える研究者および研究活動サポートをおこなう「淇園連舎」の設立に向けて準備を進めております。
*淇園研究の活動をサポートすることにより、弘道館維持ならびに、淇園の時代にならった文化・政治・社会の研究を推し進め、またそれら新たに構築されようとしている最新の知のネットワークに参加できるサポーター制度です。詳しくはお問合せください。
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*研究活動とともに、京文化を深く知っていただくための茶会や講座を開催しております。ぜひご一緒に考えてみませんか。
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講座情報ページをご覧ください。
弘道館の見学について
弘道館では、随時見学を承っています。千円(茶菓付き)。
休館日や貸切等ございますので、あらかじめお問い合わせください。
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